貧困と聞いた時に自分の中で思い浮かべるのは、お金がない、小さくて寒い部屋、少ない食事、ボロい服や靴です。あながちズレていない気がします。
とはいえ僕のイメージは、衣食住が確保されているのです。何故だうろ?
日本には生活保護と言うものがあり、1人10万円程度もらえるはずです。少しであれば働いて収入を得てもよいとなっています。
もしかすると、このセーフティネットが最低限の生活のイメージを作っているのではないかと考えました。
ある種この恵まれた環境が、世界の貧困や飢餓の問題を遠い世界のお話に感じさせる要因なんでは無いかとも思いました。
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貧困問題ってどんな問題があるの?
今回、貧困問題の7つの達成基準と13の指標に目を通したのですが、それこそ遠い世界のお話だと言うのが率直な感想です。
月給4500円!?
第一に賃金が低いという事です。どのくらい低いかと言うと1日1.25ドル未満です。日本円に換算すると150円程度ですね。毎日、働いても月給が4500円未満になると言うことです。日本では間違いなく生きていけませんね。物価を考慮したとしても超絶貧乏な事は予想出来るでしょう。
そして、その貧困に苦しんでいる人達が少数で無くて大勢いるという事。「みんなが貧しいなら良いよね!」レベルでは無いと思います。飲み水が足りない。トイレがない。食べるものが無いなどあげればキリがありません。
こういう状態の人たちが数十万、数百万と増えた場合、社会はどうなるのでしょうか。想像を絶すると思います。
社会保障制度のありがたみ
この様な貧困が慢性化している国や地域では、日本の生活保護の様なセーフティネットや国民皆保険が無いのです。ましてコロナ被害に対する給付金なんかありえません。社会保障制度が整っていないんですね。
日本が全体的に貧困化してるとはいえ、比較すると大分豊かに思えてきます。先進国の貧困は相対的なものなんだと痛感せざるを得ません。
この国の道路は年がら年中、工事をしているイメージがあります。常に歩道や車道は綺麗に整備されています。数百円払えば電車で色んな所に行けますし、数千円出せば高速バスで旅行も行けてしまいます。
その他にもレンタカー、治安がいいのでヒッチハイクも良し、自転車、気合いがあれば歩いてどこでも行けてしまいます。交通アクセスがほぼ完璧です。
日本の水道水の清潔さは世界的に有名ですね。公園の水道をひねれば水は飲み放題ですし、シャワーだって浴びれちゃいます。コンビニやスーパーによればトイレ、ゴミ箱があります。スタバやマックに行けばWi-Fiだってあります。
そんな生活しねぇよ。って声が聞こえて来そうですが、こういう状況が当たり前ではない国が沢山あるようです。
インフラが整えられない
国民が貧困に陥るだけではなくて、国家自体が貧困なので本来インフラを整えて国民の生活を守るといった義務を果たす事が出来ません。こういった国に台風や洪水などの災害が訪れた時のダメージは尋常じゃありません。
被災した場合の国家の対応、すなわち救済までの時間なども凄く大事になってきます。対応の迅速さと言うものは、ちゃんとしたシステムや法律がしっかり整備されているからこそ、実現されると思います。
貧困状態を想像してみた

資料を読みながらいま一度、日本に生まれ暮らしている事が如何にラッキーかと言う事を再確認しました。この状況で生きている僕が貧困を想像する事は容易ではありません。
せっかくの機会なので率直な感想をまとめてみます。出来るだけ自分に置き換えて考えてみました。
家庭(国家)の経済状況が悪いと色々な問題が起きます。もちろん家庭が衣食住を確保出来ないほどに貧乏になると、その構成員である家族(国民)も苦しい思いをします。
最貧国レベルの貧困層の人たちは、どれほど苦しいのでしょう。想像も出来ません。
もし今の自分にWi-Fi(インターネット環境)が無かったら、スマホが無かったら、、、怖いですよね。さらに、お金が無いので学校にも行けません。この時点でググったり、YouTubeを見たりして知識を得るのは困難になります。ましてやスマホ1台でインフルエンサーになるとか、ビジネスを始めるなんてのも皆無です。
都心やその周辺の家賃は高すぎるので、何もない田舎に行くのが得策でしょう(スラム街という手もありますが)。そこにDIYで小さな小屋でも建てましょう。しかし、ここは最貧国、整備された道路もなければ、公共交通機関もありません。処理された食用水もなければ電気も通ってません。
都市と断絶された暮らしを一生おくる事になりそうです。
やがて、その地域に貧困層が増えます。みんなで助け合って力を合わせて心強い気はします。しかし、知識を得る事も出来なければテクノロジーや社会インフラの恩恵を受けられない集団なのです。
みんなで家を作って農作物を育て、知恵を絞って暮らすでしょう。しかし、栄養状態は良くなる訳もなく病気がちになるでしょう。精神的にも追い込まれます。そんな状態でも医者にかかる事は出来ません。
そこに更なる不幸が襲い掛かります。台風で家々を粉々に吹き飛ばされました。それでも、なんの保障も受ける事が出来ません。だって勝手に建てた家ですから登記どころじゃ無いです。法律で資産が保証されないという事は仮に、その地域がうまく行って何かしらの富を築いたとしても強奪されれば終わりです。
困った時にお金を貸してくれる人もいません。だって信頼できる仲間も一日1.25ドル未満の賃金で苦しい生活を強いられていますから。
こういう想像をしながら、これは頑張ればなんとかなるレベルでは無いと思いました。豊さや安定した生活どころか、安心して暮らせる環境を得るチャンスを根こそぎ奪われているような感覚に陥りました。
暖房の効いたあたたかい部屋でお菓子とコーヒーを楽しみながら、使い放題の光通信に接続された十数万円のPCでブログを書いている僕が、貧困について考えている。やっぱり別世界のお話なのかな~と複雑な感情になりつつ、終わります。
Podcastを始めたので良ければ聞いてください。





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